守谷陶芸新人賞2016を受賞

2016年12月に開催された、『第16回 守谷陶芸会展』にて新人賞を受賞いたしました。
日頃からお世話になっている方や友人が、足を運んでくれたり、メッセージをくれたり、SNS上でリアクションをしてくれたり・・・本当に有難うございました。


 

鉢にした理由は、挑戦

「なぜ鉢にしたの?」と訊いてくれた方がいました。展覧会に出品する作品の条件に、30cm以上があります。なので『壺』か『大鉢』しかないのですね。
 
壺を選ばなかった理由は、鉢の方が難しいと思ったからです。鉢は外側と内側の両方を作り込む必要があり、また、縦にロクロをひくより横に広げていく方が手こずります。その分、違いが分かり易く出せます。
左隣から市長賞、新人賞と続きます

左隣から市長賞、新人賞と続きます


 

真似たカタチは、人間国宝

白いのは、糠白釉

白いのは、糠白釉


「カタチと色合いが良い。」と多くの方から誉めていただきました。カタチは、有田を代表する陶芸作家『中村清六』さんの作品を参考にいたしました。中村清六さんは、昭和天皇皇后両陛下に作品を献上するなどの重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝の作家です。大正10年に長崎県で生まれ、平成23年に亡くなられました。
 
この白は、『糠白釉(ぬかじろゆ)』から出ています。お米の籾殻を灰にした釉薬(ゆうやく)です。陶芸を学ぶ中で、一番、面白くて驚いたことは、この釉薬の仕組みです。一度、灰にしてから色を出す工程に驚きました。草木染めで著名な、志村ふくみさんの言葉、「色をいただく。」、この感覚が理解できました。また鰹節にも通じるものがあると思いました。父の実家は水産業で宗田鰹節を生産しているので、なんだか嬉しかったです。
 
会場の様子

会場の様子


会場であった『守谷市民交流プラザ』。手前のテーブルはチャリティー販売。素敵な作品がたくさんありました。売れました。
 
展覧会終了後も自宅で楽しませてもらいました。有難うございました

展覧会終了後も自宅で楽しませてもらいました。有難うございました


中村清六さんの作品を参考に書いた設計図。斜線部は削り

中村清六さんの作品を参考に書いた設計図。斜線部は削り


良き陶芸の先生と仲間に巡り合うことができました

良き陶芸の先生と仲間に巡り合うことができました



今年は9月に行われる茨城県展に挑戦します。笠間をもつ茨城県で入選してみたいですね。また何か発表できる機会があれば広報させてもらいますので、その際は宜しくお願い致します。