初釜なう


1月8日は新年の祝いの茶会でした。

島台(しまだい)茶碗に驚きました。内側に金箔が塗られています。銀箔もありました。島台茶碗は金銀セットで、金は『陽の日』、銀は『陰の月」を表し、金銀を上下に重ねるものだそうです。

面白かったのは、茶を練った後、金箔が見事に剥げていたことです。しかしこれは想定内で、年に一回、金箔を張り替えるモノだそうです。亭主にお話を伺うと、「底が浅く平べったい茶碗なので、茶が玉に残らぬように、よく練る必要がある」。なるほど、尚更、剥げますね。


会記


 
床・・・『無事是好年(ぶじこれこうねん)』裏千家15代 鵬雲斎元筆
花・・・椿
花入れ・青竹
蓬莱山(ほうらいさん)飾り
掛柳

『無事是好年(ぶじこれこうねん)』は、無事であることの有難さ、と解釈しました。年末年始に風邪で苦しんだ私は、本当にそう思います。

『蓬莱山(ほうらいさん)飾り』は正月の祝飾です。蓬莱山は中国の伝説上の三神山の一つで、仙人が住む不老不死の島であると言い伝えられてきたそうです。その縁起にあやかったもので、めでたいものを盛り重ねます。



釜・・・・『福部釜』裏千家14代 淡々斎
炉縁・・・『海波松蒔絵』裏千家15代 鵬雲斎
茶入・・・『平茶入れ』滋賀県大津市膳所の膳所焼(ぜぜやき)。作不明。
 

 仕覆・・・『利休梅(りきゅうばい)』
利休梅とは花だったのですね。こちらのリンク先から、利休梅のGoogle画像検索をご覧できます。利休梅と利休に関係があるのでしょうか!?
 

 棚・・・『千歳棚』 裏千家14代 無限斎好
香合・・『仁清写し 鶴羽子板』 手塚桐鳳
千歳棚を横から見ると『千』に見えますね。かけているのでしょうか。
 


菓子・・・『花びら餅』
干菓子・・『千鳥』と『水』
ご製は、取手市戸頭の『まるやま千栄堂』。

いかがでしたしょうか? 守谷市で茶の湯文化に触れられるのは、本当に有難いことだと思います。ご興味ある方はぜひ、『和の文化教室』の月釜にお越し下さい。月釜は会員制ではないので、好きな月に参加できます。

和の文化教室
月釜の詳細
時間:毎月第一日曜日 8:00〜12:00
料金:¥2,500(点心・濃茶・薄茶・菓子あり)
※初めての方は、一席目、二席目は混みますので、三席目以降がお勧めです。その場合は10:00頃にお越し頂けるとスムーズにご案内出来るかもしれません。
場所:茨城県守谷市中央3丁目11−3 NKビル1階(守谷駅土塔口から徒歩3分)