一般質問

一般質問

令和7年 6月議会

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守谷のまちづくり戦略

実好

守谷のまちづくりを振り返りますと、昭和中頃にこの県南地域が東京一極集中回避の受皿として位置づけられたことを機に、守谷はベッドタウンとして近代的な都市整備と緑豊かな自然環境との両立を目指したまちづくりを、今日まで進めてきました。それが、今の守谷の礎となっております。そして現在、多くの守谷市民が、この守谷の自然環境に魅力を感じているのではないでしょうか。最近の住み心地ランキング7年連続1位になったことやこれまでの市民アンケートにおいても、守谷の好きなところとして、豊かな自然、良好な住環境、この二つが常に上位の方に挙げられています。私は、守谷の魅力でもあるこの自然資源こそが、これからの地方自治体が選ばれるまちづくりであるための重要な地域資産になると考えています。その理由を二つ述べた後に、一つ質問をいたします。まず、第1に、人間は自然とは切り離せない存在であるということです。自然とのつながりを求めることは人間の本能であり、本能とは時代がどれほど変化しても決して変わることのない普遍的なものです。第2に、社会のデジタル化が進むほど、その反動として人は自然との触れ合いを強く求めるようになるのではないでしょうか。自然の中で感じられる安らぎなど、目には見えない大切な価値に気がつくなど、デジタル化が進むほど、自然の価値が相対的に高まっていくように思えます。そこで一つ目の質問なのですが、まず自然資源に対する守谷市の考え方をお聞かせください。

執行部

守谷市は、住宅開発及びつくばエクスプレスの開業により都心へのアクセスが格段に向上し、人口が増加した後も都市化により緑が失われることのないよう、住環境と自然環境の調和が取れたまちづくりを目指してまいりました。三つの河川に囲まれた豊かな水辺環境と、台地の中心部に向かって形成された谷津、市街地を取り囲むようにつながる斜面林などの豊かな水辺と緑は市の特色であり、今後も保全すべき貴重な資源と考えております。

実好

ありがとうございます。自然資源は、守谷市が保全すべき貴重な資源であるということを理解いたしました。次の質問なのですが、実際に守谷市の自然資源にはどのようなものがあるのか、またそれらを活用した施策などがあればお聞かせください。

執行部

都市における緑地の保全や緑化推進などに関する方針を示し、中長期的な目標を定め、緑豊かなまちづくりを総合的かつ計画的に実施していくため、緑の基本計画を定め、その中で、緑化重点地区として守谷城址公園と守谷野鳥のみち周辺地区、それから守谷市役所庁舎周辺地区、立沢一帯地区、稲戸井調整池地区を指定していまして、保全、継承していくこととしております。具体的な施策としましては、保存緑地や保存樹木の指定により、所有者に対し保存と緑化の推進に要する費用の一部を助成する事業や、愛宕谷津付近を遊歩道として整備した守谷野鳥のみち、休耕田を自然観察や学習の場とした立沢の里山事業、自然林を借地して市民の潤いの場とした森林公園などが主なもので、各種団体等と協力連携しながら事業を実施しております。

実好

今月の広報6月10日号を見ますと、表紙には立沢の里山が、そこに小学生たちが田んぼリレーをしているのか、そういった表紙になっておりました。守谷市がこれからも選ばれるまちであり続けるために、私は守谷の自然資源をさらにブラッシュアップして、地域資産として高めていきたいと考えております。先ほど、今お答えいただいた、守谷野鳥のみちや森林公園も含めた、まだ光が当たっていない、あるいは一部の人しか知らない、そんな場所も新たに発見をして地域資産として高めていきたいと考えています。その好例を簡単にちょっと御説明させていただきます。私はある住民の方がSNS投稿している1枚の画像に、ちょっとくぎづけになりました。そのSNS投稿された画像は、守谷のいいところと題されておりまして、ある日曜日にTX車両基地の周辺の里山というか、谷津田ですね、そこで虫捕り網を持ったお子さんと遊ぶその後ろ姿の写真が収められていた投稿でした。その写真を見て、私は思いました。きっとこのように、市民の方々はそれぞれの形で守谷での暮らしを楽しんでいるのではないだろうか。それは特別なお出かけとかではなく、毎日の暮らしの延長線上にあるような楽しみ方です。このような生活の延長線上にあるような日々の小さな楽しみという魅力が、守谷にはまだたくさん眠っているのではないだろうかと思ったのです。そのようなまだ眠っている自然資源を市民と共に新たに発見し、共有していくことで、守谷の中に、日々の暮らしの中で歩いて5分とか、少しの自転車で5分とか気軽にアクセスできる自然スポットを数多く創出していけたらいいなと私は考えました。私がこの自然資源を軸とした、少し大胆とも思えるまちづくり戦略を描けるのには、一つ明確な理由があります。それは、この戦略を支えることができる強力な地域資産が、守谷には既にあるからです。その資産とは、御承知のとおり、都心への交通の利便性です。鉄道ではつくばエクスプレスがあり、また東京駅延伸、羽田空港行きが実現すれば、守谷の交通の利便性の優位性はますます高くなります。道路網においても、守谷サービスエリアスマートインターチェンジの開設が予定されております。この揺るぎない交通基盤があるからこそ、守谷市は自然という普遍的な価値をまちづくりの軸に添えることができると思ったのです。交通の利便性という、現在強力に推し進めていただいておりますが、この強みをさらに伸ばしつつ、それとは対照的とも言える豊かな守谷の自然を最大限に活用する、この二つの価値を掛け合わせれば、守谷ならではのまちづくりの価値が生まれるのではないかと思ったのです。次に推し進めるべき戦略は、人と人が交流できるイベントを市内に数多く創出することです。ここで言うイベントとは大規模なイベントではなくて、町内会プラスアルファ規模の、住民同士の顔が見える比較的小規模なイベントのことを指します。なぜなら、人は本能的に誰かと会いたい、誰かに話したいと願う生き物だからです。例えば、いわゆる飲みにいくというのも、その本質は人と会って話すことという交流にあるのではないでしょうか。また、お祭りにいくのも誰かに会えるかもしれないという期待感が、足を運ばせている側面もあると思います。私自身の長年のボランティア活動を通じても、このことを強く実感しています。現在、「ようこそ守谷へ2025」に向けて、定例会を開いています。定例会とは本来議題を話し合う場ではありますが、私も含めたメンバーは、人に会って話すことそのものを楽しみに定例会に参加しているように見受けられるのです。「ようこそ守谷へ」の活動の目的以上に、実はそういった交流の場にこそ価値を感じてボランティアのメンバーが集まっているように、どうしても私にはそうやって見えるのです。守谷には「まちづくり協議会」というとてもユニークな事業があり、人と人が交流できる町内会プラスアルファ規模の交流イベントが、市内あちらこちらで見られるようになりました。令和5年度の決済資料によりますと、まちづくり協議会が実施した事業数は88件と記載されております。そこで質問に入ります。この88件の実績のうち、住民同士が交流できるようなイベント、どのような事例があったのか、代表的なものをお聞かせください。

執行部

平成30年12月に北守谷地区まちづくり協議会が設立されましてから、市内全10地区でまちづくり協議会が設置され、地域の課題解決と活性化に向けまして、それぞれの地域の特性を生かしながら様々な活動が行われております。今、議員から地域における交流イベントというお話がありましたので、令和6年度に実施された各地区の主な交流イベントについて御紹介させていただきたいと思います。まず、北守谷地区でございます。こちらでは、どこでも茶屋ぶらぶら亭・くわがた亭、敬老の集い、もりやっ子食堂、避難所開設設営訓練等が行われております。次に、大野地区でございます。こちら、地域福祉敬老祭り、輪投げ交流会、大野ふれあい祭り等のイベントが行われております。3番目として、高野地区でございます。高野地区につきましては地域交流会、これは敬老事業、敬老行事の内容も入っておりますが、地域交流会、どんど焼き、市民健康ひろば等、こちら主なものとしてはそちらが行われております。次に4番目ですけれども、大井沢地区でございます。大井沢地区につきましては各地区ごとにもともとのイベントを生かしながら、まち協と地区で連携して取り組んでいるところです。こちらは、立沢地区の立沢ふれあい祭り、大山新田地区のきずなまつり、大木地区の炊き出し防災訓練、ゲーム大会、東板戸井地区のふれあいまつり、防災講演会等が行われております。続いて、5番目になります。こちら5番目としましては、みずき野地区になります。みずき野地区につきましては、市内でも唯一町内会とイコールのまちづくり協議会となっておりまして、町内会と連携していろいろな事業を展開していただいております。主なイベントとしましては、敬老事業、蛍鑑賞会、クリスマスコンサート、どんど焼き等をいろいろ実施されております。続きまして、6番目です。A地区になります。こちらは、敬老会、ミニコンサート、おはなし会等が実施されております。次に、守谷B地区につきましては、こちらほかの地区と違う特色としまして、敬老会を守谷C地区と一緒に合同で開催しております。ほかとしましては、挨拶運動と、あとふれあいひな祭りが行われております。次に8番目として、守谷C地区でございます。こちらは、合同の敬老会、また挨拶運動、あとは地域食堂としてなないろ食堂です。こちらが主なイベントとして行われております。そして9番目、ひがし野まちづくりの会、こちら守谷D地区となりますけれども、皆さんで名前を「ひがし野まちづくりの会」と名称を決めていただいております。こちらでは、ナイトシアターであったり、こども哲学ワークショップ、子どものための性教育ワークショップ等が行われておりまして、市内で若い世代が多いということで、ほかの地区とはまた違った特色を持って活動しております。そして最後、守谷E地区でございますが、こちら挨拶運動、多世代ふれあい音楽会、敬老記念品配布等を行っていただいております。主な交流イベントにつきましては以上でありまして、市の対応としましては、この各地区のまちづくり協議会に対して、市職員や社会福祉協議会職員による人的支援と、まちづくり協議会活動支援交付金による財政支援を行うことで、各地区の交流イベント等の円滑な実施に助力するとともに、協働によるまちづくりに取り組んでいるところでございます。

実好

守谷にはそのほか守谷公益活動といって、各ボランティアに助成交付金を出す仕組みもあります。今後、こうした町内会プラスアルファ規模のイベントが、市内各地でより活発になることを期待しております。そのような地域コミュニティーの活性化は、住み心地ランキング8年連続1位だけではなく、やはり最終的に防犯にも強いまちづくりにつながると信じています。そして、最後の項目になるのですけれども、推し進めるべきまちづくりとして、今日一般質問、ほかの方でも上がりましたけれども、守谷の公共交通を充実させていきたいと考えています。それは、公共交通がより充実すれば、市民の交流機会がより一層促進されるから、そう思ったのです。しかし、その実現には財源の確保が不可欠であり、特に留意すべきは継続的な費用、すなわちランニングコストになります。守谷市の財政状況について、3月20日の茨城新聞記事に出ておりました。記事の結びでは、令和5年度の決済における経常収支比率が93.4%となり、財政の硬直度が増していると書かれておりました。御承知のとおり、経常収支比率が100%に近づくほど財政の自由度は失われ、新たな市民サービスに投資する余力がなくなっていきます。持続可能な公共交通を実現するには、この経常収支比率に一定の余裕を確保することが前提となります。そこで質問をいたします。まず、令和5年度で前年よりも約3%上がり、93.4%となった経常収支比率ですが、今後の見通し、経常収支比率の見通しをお伺いいたします。

執行部

今後の経常収支比率の見込みということでお答えさせていただきます。令和5年度の決算は93.4%ということで、今議員のほうからお話あったと思うのですが、そこを基準にしまして考えていきますと、令和6年度の経常収支比率、現在5月に出納のほうが締まりまして、これから算定していきますので、ちょっと現時点では予算額をベースにした推計ということで御説明させていただきます。経常収支比率というのは、簡単に言いますと、経常的な歳入に占める経常的な歳出、もうちょっと細かいことを言いますと、毎年度経常的に入ってくる市税のような歳入、一般財源に対する経常的な経費に充当された一般財源、国の補助金とかそういうのを使わない経費、経常的な歳入に経常的な支出がどれぐらい占めるかという割合になります。それを踏まえますと、令和6年度の予算でいきますと、令和5年度予算と比べて経常的な歳出、こちらの伸びが経常的な歳入の伸びを大きく上回っておりますので、具体的な数字はまさに今算定中でちょっとお示しできないのですけれども、令和5年度の93.4%よりは若干悪化するのではないかと見込んでおります。さらに、令和7年度につきましても、これも予算ベースでの推計とはなってしまうのですが、先ほど増えた令和6年度に比べましてさらに人件費、職員数の増でしたり、会計年度任用職員の制度の見直し、そういった部分の増でしたり、あとは物価高騰などを受けた物件費と言われる主に委託料などが入ってくるのですけれども、光熱水費などです。そういった経費の増などによりまして、経常経費、こちらが令和6年度よりもまた大幅に増額となっている部分がありますので、比率は令和6年よりも令和7年のほうがさらにまた悪化するのではないかというふうに見込んでおります。ちょっと悪い話ばかりになってしまうのですが、その後、令和8年度以降を見ましても、現在行っている大規模事業、例えば総合公園でしたり中央図書館の改修事業、そちらに大規模な起債、市債を充てておりますので、それの償還というのが大体元金据え置いて2年、3年後に開始していくのですけれども、その分の公債費というのがやはり経常経費として大分影響を与えてきますので、このまま適切な対策を打っていかないと、経常収支比率、経常経費というのはさらに悪化していくものだというふうに財政課としては見込んでおります

実好

今おっしゃっていただいた、適切な処置を行っていかないとというところですが、次の質問は、この比率の上昇を抑制し、財政の硬直化を防ぐためにどのようなこれから取組、施策等を計画されているのか、あればお伺いいたします。

執行部

適切な対策ということで今検討していること、もちろんこれまでもやっている部分はあるのですが、お答えさせていただきます。まず、先ほど申し上げたように、経常収支比率というのは、簡単に言えば収入分の支出になりますので、支出を減らすか、収入を増やすか、その両方の対策が必要になってきます。まず、できることといたしまして、直近の話としては、DX、デジタルトランスフォーメーションを活用した業務の見直しでしたり、俗に言うBPRですか、抜本的な業務改革、再構築であったり、BPO、業務プロセスの一部を外部委託する、そういった部分をしっかり推し進めていって、庁内業務の効率化、こちらがまず大切だと思っております。さらに、ちょっとなかなか難しいのですけれども、すみません、もうちょっと付け足しで、業務の効率化を進めることは、当然おのずと職員が携わる業務、事務というのも削減効果が見込まれると思いますので、適正な職員規模が少なくて済むようになるなど、DXによって人件費等の削減というのも期待はしているところではあります。今申し上げたのが割と小さい視点、小さくはないのですが、取組としてはまず第一歩の部分になりまして、そのほかに大きい視点でいきますとなかなか実行は難しいのですけれども、事業のスクラップ、そちらによって経常的な経費を減らしていくというのも当然考えられます。今までももちろんトライはしてきているのですけれども、今後より一層成果等を重視しまして、事業の取捨選択、そちらをしっかりしていかなければならないと考えております。事業本来の目的が曖昧になっていたり、また時代が変わってその事業の役目、そういうのがもう変わっている事業、きっとあると思います。そういった部分をしっかりスクラップしていくことが重要になってくると考えております。あともう1点、歳入の面におきましても、当然増やすことは経常経費率も低くしていくことにつながりますので、経常的な歳入、例えば市税を増やせるような施策展開であったり、あとは交付税の措置のある起債、そちらを選択し活用するといったことで交付税の額を少しでも増やす、そういった取組というのも必要になってくると考えております。

実好

最後の質問になります。最後の質問は、松丸市長にお願いできればと存じます。市の財政運営は、執行部のみならず、私たち議員も共に取り組むべき最重要な課題であります。その上で、持続可能な財政運営を守谷が実現するために、執行部の立場から議員に望むことがあれば、お聞かせいただければと存じます。とりわけ議員として豊富な御経験を持つ松丸市長に、その所見を伺いたく存じます。

松丸市長

非常に実好議員の一般質問を聞いていて、非常に未来に明るい希望を持てるなというふうな思いで聞いておりました。やはり、守谷の大きな財産である緑というのと、やはり人、行政と市民との距離感を大切にして行政と市民との信頼関係を失わない、まさしく連携と協調という言葉というのは、私は非常に大切なことだというふうに思っております。  それもこれも守谷市の財政基盤があってこそというふうに思っておりますし、常々申し上げております。これは私が議員にさせていただいた2000年の頃のお話をさせていただきますと、当時は理想とする経常収支比率というのは大体75%ぐらいを理想としているのだというような数値がありましたが、その後のやはり地方分権一括法の関係また自治体の裁量の関係等々があって、だんだん経常比率が上がってきてしまっている。それだけ、全面的に経常収支比率だけに依存する話ではないというふうに思っておりますし、守谷が今、そういう意味では経常的な収入支出を比べたときに、収入よりも支出が上回っているから当然、経常収支比率が93%以上になってしまっているというのはありますけれども、事業的なことを考えれば、その経常的な収入以外のふるさと納税であったりという、特殊なある意味でのキャッシュフローがあるから、今新たな未来に向けた投資を進めていられるというのが現実だろうというふうに思っております。  ただ、そうは言っても、その臨時的な収入に頼っていては、いつそれが終わるか分かりませんので、常にやはり経常収支比率というのには注視をしていかなければいけない。私は常々財政当局に申し上げているのは、ふるさと納税のお金を経常的な経費に充てることはまかりならんよというお話をさせていただいております。やはり、人というのはあれもこれも味わってしまうと、それをなかなかやめることができないというのが人間の特性だというふうに思っておりますし、そういう意味ではまさしく、今年私いろいろなところで申し上げておりますように、やはりダウンサイズイノベーションをしていかなきゃいけない。行政の仕事もしかり、また人員をできるだけ合理化をして市民サービスを低下させないためのDXをいち早く導入をした中で、コンパクト化をしていくということが肝要な施策だろうというふうに思っております。  また、今、実好議員まさにおっしゃっていただいたように、私も十数年前に議長をさせていただきました。そのときに、やはり議会側も責任を持った予算をつくるには、やはりやめる事業をしっかりと見つけなきゃいけないだろうと。当時は事業仕分けという中で外部に委託をして、例えばつくばみらい市とか当時の出島のかすみがうら市とか那珂市かな、3市ぐらいは外部の日本財団だったかな、事業仕分けをやりました。本来はやはり事業仕分けというのは議会がやるべきだというようなことで、事業仕分けをさせていただきました。その結果、幾つかの事業を廃止をしたり、縮小したりというようなこともできました。  なかなか職員にしてみると、1人でも2人でもそのサービスを受けている人間がいるとなかなかやめづらいというようなこともございますので、そこにはやはり議会の皆さんに検証していただいて、この事業はもうやめてもいいのではないかと、またこの事業にはそれ以上予算を費やす必要はないのではないかというようなことで当時たががはまったのが、公共交通の予算でありました。9,000万円を超えてはいけないよというようなことが議決をされ、そしてその議決という議会の権能の下で、我々行政は9,000万円を超えないような形で実行してまいりましたけれども、ここに来ていろいろな事情で皆さんには9,000万円を超えてもいいよというお話があるようでございますけれども、本来の姿から言えば、議決で9,000万円を超えてはならないということを、誰かが言ったからそれに従って9,000万円を超してもいいよというのは、私は筋が違うのだろうと本来は思っております。当然、議決で9,000万円を超えるなと言ったからには、議決で9,000万円を超えてもいいよ、またはその議決を取り消すよというような議決をいただかないと、我々無法地帯になってしまう可能性もありますので、そういう点も踏まえて、議会の権能を精いっぱい使っていただいて、ある意味でスクラップするような事業を見つけていただくことによって、我々行政もスクラップしていく、また経常費を減らしていくというようなことができるようになるのだろうというふうに思います。  今年の予算の執行、始まったばかりでございますけれども、来年に向けては、私自身も、もう今までのようなわけにはいかないのだから、もう枠配分でしっかりと予算編成をさせていただくというような方向で考えてはおりますけれども、そうは言ってもやはり現場の状況等々、それからこの場で報告をしておきますけれども、常総広域の11月の火災によった修復の事業というのもかなり多額の予算を要するというようなことでございますので、そういう予期せぬ負担をだんだん積み重ねていくと、どうしてもやはり経常費用上がっていくというようなこともございます。  また、常総広域のごみ処理施設に関しましては、その後の長寿命化、または大規模改修というような中で、これもかなりの予算が必要になるというようなことがございますので、それをどのようにクリアして、それぞれの市の負担を少なくしていくかという大きな課題もありますので、そういう長期的な10年、20年先を見越した中での財政計画というのはもう必然だというふうに思っておりますので、ぜひとも議員の皆様、議会として多岐にわたってやはり事業仕分け、あれもこれもやれよではなくて、あれもこれもやめろよというような御意見をいただければ幸いだなというふうに思っております。

実好

冒頭でも申しましたとおり、私は守谷市議会議員として、これからもまちづくりのことは常に毎日考えていくのだろうと思います、考えていきます。議員も市長と同じように、住民の選挙によって選ばれる立場であります。でも、市長と目的は同じだと思っております、当然ながら。守谷市住民の、人のための福祉の向上を目指す。なので、市長が考えている量ぐらい、もしくはそれ以上に自分も議員として同じぐらいの量は考えて、守谷のまちづくりをどうしていこうか考えていくつもりです。今回、一般質問をこれで私は終わりにさせていただきます。ありがとうございました。

令和7年 3月議会

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守谷中央図書館について

実好

今回で2回目の一般質問となりました。令和6年12月議会から守谷市議会議員としてスタートしてはや3ヶ月が経ちました。あのときに議場で誓った、「守谷市民全体の奉仕者として尽力してまいります」という言葉を胸に、これからも邁進したいと存じます。今回の一般質問は2項目になります。では早速、1項目に入らせて頂きます。ご承知のとおり、守谷中央図書館は建設からおよそ30年が経過しました。そしていよいよ令和7年より大規模改修工事が始まります。現在はまさに、これまでの30年とこれからの30年に向けた節目のときです。そこで1つ目の質問は、これからの30年に向けた守谷中央図書館の運営方針についてお聞かせください。

執行部

現在、守谷中央図書館運営基本方針は3つの柱を掲げておりますが、今後もこの方針を継承し、時代に即した対応を付加しながら運営して参ります。 1つめの方針は「市民の求める図書や情報の収集、提供、保存」となりますが、これは図書館にとって最も重要な使命であることは言うまでもありません。 地域や行政資料の収集・保存にも努め、守谷の歴史を、資料を介して未来へつなげていくことに努めてまいります。 次に2つめの方針である「未来を担う子どもたちの読書活動の推進と、学習活動の支援」については、子育て王国もりやの図書館としてこれからも注力してまいります。読書活動は、子どもたちが言葉を学び、感性を磨き、表現力を高めるなど、人生をより豊かに生きるための力を身に付ける上で、欠くことのできないものです。そのため、図書館では子どもの成長段階に応じた資料を収集し、子どもたちに届け、読書の楽しさを伝えるとともに、未来の図書館サポーターである子どもたちの主体的な図書館利用を支援してまいります。 最後に、3つめの方針である「市民との協働により、市民が集い、学び、活躍できる場の整備」については、生涯学習の拠点として、市民の生涯にわたる学びを支えるため、これまで以上に図書館ボランティアを始めとした市民との連携を深め、学びや活動の場の整備に努めてまいります。

実好

今回の大規模改修工事の基本設計概要(案)を拝見しました。私が特に注目したのはラーニング・コモンズの新設」という部分です。ラーニング・コモンズとはこのように書かれていました。「グループ学習やワークショップ等における主体的な学びのスペース」。これは、先ほど挙げていただいた運営方針の3番目である「市民が集い、学び、活躍できる場の整備」と合致するものと考えています。

ここで2つ目の質問になります。この「ラーニング・コモンズ」を新設する意図、また近隣の自治体で同様の試みがあるのか、そして、現段階でのラーニング・コモンズを活用した運用計画をお聞かせください。

執行部

ラーニング・コモンズとは3階に新設する「自習やグループ学習に使用でき、開かれた講座やワークショップなども開催できるようにホワイトボードやプロジェクターを設置する1つの空間です。声を出してのグループ学習やワークショップなどにより学びを深める空間としてご利用いただくために、情報環境(インターネット環境)を提供するほか、目的に応じて自由にテーブルや椅子を組み合わせて利用ができる設えとしております。

昨今、大学図書館においては、ラーニング・コモンズの設置は一般的になりつつあり、新しい公共図書館においては、グループ学習や会話ができる学習スペース等を併設したり、生涯学習の場を提供したりする施設が見受けられるようになっております。県内においては、土浦市立図書館が、ロフトと称したコミュニティスペースの設置や、生涯学習振興の活動に利用できる研修室を、有料で貸出するなどしております。これまでの公共図書館は、講座や講演会の開催という形で、市民の学びに寄与することが一般的であり、市民等の主体的な学びの場を提供していくことは比較的新しい試みであります。

リニューアル後に新設するラーニング・コモンズは、学生の主体的な学びの場として、また、ボランティアや市民団体の活動発表等を行う場としてなど、幅広い年齢層の方々に活用していただきたいと思っております。今後、市民の皆様のご意見等もお聴きしながら、より良い運用について検討して参ります。

実好

私はこの『ラーニング・コモンズ』に大きな可能性を感じています。大きく言えば、この『ラーニング・コモンズ』が守谷のまちづくりをさらに推進する原動力になると考えています。この『ラーニング・コモンズ』を活用して、市民同士がつながる企画案を考案しましたので、提言させていただきます。

守谷市には、いわゆる守谷都民と呼ばれる方々が多くいらっしゃいます。私は長年ボランティアをしている関係で、そのような方たちと接する機会が多くありますが、その中でよく感じることがあります。それは、誰もが地域に貢献したいという気持ちを持っているという事実です。もちろん、その想いには個人差がありますし、仕事などで忙しく、なかなかその想いを発揮できる場がないのが現状だと捉えています。

そのような方たちは、仕事を通じて得た経験や知見を豊富に持っています。このような市民の方たちが、就職活動を控えた学生に、面接や就職に関するアドバイスをする講座ができれば面白いのではないでしょうか。同じ守谷市民でありながら、立場が異なる学生と大人が「ラーニング・コモンズ」を通じてつながることができれば、双方にとって素晴らしい思い出や経験になると思います。そしてなにより、きっと、もっと守谷が好きになるはずです。

以上になりますが、「守谷に貢献したいという想い」を持つ市民の背中をそっと押してあげられるような地域参加できる仕組みをラーニング・コモンズにいずれ作っていただければ幸いです。
守谷中央図書館について、もう一つだけ述べ、最後に市長にお尋ねしたいと存じます。

私は「守谷の交通の歴史」を調べていた時期がありました。関東鉄道常総線ができる前の、蒸気船の時代です。時代は明治、大正時代で、今では考えられないですが、野木崎地区が守谷で最も栄えていた頃の時代です。私は守谷中央図書館の3階にある郷土の資料コーナに大変お世話になりました。

ご承知の通り、昨今、図書館に求められるニーズは多種多様に広がっています。しかしどんなに時代が変わろうとも、1つめの方針でもあった、「本の収集、提供、保存。とりわけ、郷土の歴史資料の収集・保存」は市立の図書館の根幹であると考えています。私は守谷の歴史を知るにつれて、先人たちの判断の積み重ねを知り、それらがいまの守谷に密接につながっていることに気づきました。「歴史を知ることは、自分を知ること」です。守谷の歴史に触れた子どもたちが、守谷の未来を作っていくと信じています。 松丸市長には、財源が限られる中でも、守谷中央図書館の大規模改修工事に大きな予算をお付けになりましたが、これからの守谷中央図書館に対しての期待や想いなどがありましたら、ぜひお聞かせいただければ幸いです。

松丸市長

ありがとうございます。実好議員には、本当によく勉強をされて、非常にありがたい提言をいただいたことに、まずは感謝を申し上げたいというふうに思いますけれども、私は、図書館というのは、ある意味で、我々人類の、逆に人類しか持てない知の継承の地点であったり、コミュニケーションを取るための一つの場であったりというふうに思っておりますし、もちろん、いろいろな動物も何らかの形でコミュニケーションを取ってはいるというふうに思いますけれども、我々人類ほど、きめ細かに自分たちのしたことを文字であったり言葉であったりして、自分たちの子孫に残していくというようなことは、ほとんどの生命体の中でないのだろうというふうに思っておりますし、そういう意味では、図書館というのは、非常に我々人類にとって、知の集約の場であったり、また、当然それを継承していくための場であったりというような重要な役割を担っているのだろうというふうに思っています。  十数年前に、図書館の指定管理者の問題というのがございました。そのとき私はまだ当時議員であったわけですけれども、当時の指定管理者の事業者を、特別委員会だったか委員会だったか忘れましたけれども、オーナーに来ていただいて、これからの図書館の在り方という部分も聞きましたし、そういう中で、私が市長になってから、指定管理者を取りやめさせていただきました。なぜかというと、やはりこれは、ほかの例えば我々のインフラを支える水であったり下水道であったりというものと同じように、我々の知のインフラを支えているのが図書館であるというふうに認識もしておりますし、そういう意味では、これを民間事業者、特に、どうしても民間事業者というのは、利益の追求型になりますので、渡していいものといけないものというのはあるのだろうというふうに私は思っておりましたので、指定管理者の制度をやめさせていただきました。  特に守谷の図書館というのは、30年前に造る前から、多くの市民の皆さんの意見を聴取し、また、この図書館の運営そのものも、市民の皆様の大きな力によって、よりよい図書館ができているというふうに思いますし、ボランティアの皆さんの支えによって、今の図書館があり、貸出し数であったり、1番になったりということも度々あったわけでございますし、まさしく行政と市民との協働事業の一番大きな実績ではないかなというふうに思っています。  また、今回の改修に当たっても、私は、担当者にも、いろいろなところの大規模改修する際には申し上げているのですけれども、まずは利用者、そして、そのほかの多くの市民の皆様の理想形を聞きなさいと。どういうことができて、どういうことをやるべきなのかということを含めて、まずは聞いて、その上で設計業務であったりということに入ってもらい、また、設計をする段階でも、何度となく利用者、それから市民の皆さんの御意見を聞いた中で、まずは理想形をつくってくださいということを申し上げております。  ただ、予算には限りがありますから、その中で、やはり優先順位をつけて、予算の中に絞り込む行為はしていかなければいけないわけですけれども、私は、建物の改修やなんかで一番嫌なのは、後から、あのときやっておけばよかったという声を聞くことが一番情けないというか、つまらない話でありますので、そういう意味では、やはり理想形に向けてどこまでできるか、そういうことも含めて、今回の図書館の改修をさせていただいたわけでございます。  当初は、敷地が限られているので、もっともっと改修する部分が非常に少なかった。まさしく今おっしゃっているように、市民と対話するスペースというのも、なかなか取れないというような状況でございましたけれども、理想的にはどうなのだというお話をすれば、ここまで広げれば、そういうスペースもできますよということ、それだったら、地権者に同意を得て、土地を譲っていただいて、そこで理想的な図書館を造ったらどうだというようなことで、職員が、一生懸命、その辺も調整をして、今回の図書館の改修に至ったという経緯がございます。  また、実好議員おっしゃるように、やはり歴史という部分というのは、当然、今、我々があるのは、過去の歴史があってからだというようなことで、それを忘れて未来づくりをしていこうとすると、とんでもないことになってしまうというのも思いますし、そういう意味での、図書館で歴史を知り、そして、守谷の未来を考えていくということは、大切なことなのだろうというふうに思っておりますので、今後とも、そういう点も含めて、実好議員の活躍に期待をしたいなというふうに思います。

実好

ありがとうございました。先日の令和7年2月5日に開催された第4回守谷市図書館協議会を傍聴しました。第4回ということで本年度最後の協議会となり、終了時には、委員一人ひとりから簡単な挨拶がありました。私はその中で強く印象に残ったことがあります。それは、ある委員が「私は他の自治体の図書館の審議会にも出ていますが、守谷は意見が活発に出る」とおっしゃっていたことです。これは、委員長をはじめ各委員の尽力によるものだと思いますが、それだけではなく、その場にいた館長や副館長の図書館への想いが大きく影響しているのではないかと、私はそのときに感じました。

正しい想いを持ったリーダーがいて、その想いをチームスタッフ全員が共有し、一丸となって目標に取り組む。そういった組織が守谷の図書館の未来を切り開いていく、そう信じています。

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黒内小学校の体育について

実好

2項目の質問は、「黒内小学校の体育授業の雨天時の状況について」です。まず初めに、この質問をするに至った経緯を簡単に述べます。

松並青葉にお住まいの方々からご相談がありました。お子さんがこれから小学校に上がる、あるいは現在黒内小学校に通う低学年のお子さんをお持ちのお母さんやお父さんたちです。

守谷市が公表している資料の中に、「黒内小学校の現状」として、雨天時に体育館を使用できる頻度が少ない。と資料に記載がありますが、この「頻度」が実際にどの程度なのかを知りたいとのご相談でした。
その理由は、ご承知のとおり、令和7年4月からスクールバス導入による特定地域選択制度が始まりますが、この学校選択する際の判断材料の一つにしたいとのことでした。今回の一般質問で取り上げさせていただくことで、守谷市内の適正な学校配置にもつながればと思い、この度は質問させていただきます。

まず1つ目の質問ですが、国の学習指導要領で定められた体育授業の時間数と守谷市の場合についてお伺いいたします。

執行部

小中学校の授業時数につきましては、学校教育法施行規則によって定められております。小学校においては、一つの授業、これを通称、学校では1こまと呼んでいるのですけれども、この1こま45分で授業を実施しております。1年生の体育の授業につきましては、このこまが102時間分、2年生から4年生までにつきましては105時間分、5・6年生につきましては90時間と定められております。守谷もこの内容に従いまして進めさせていただいております。

なお、授業進度や学校行事等の関係で、週当たりの実施時間は変更になることがございます。当然、守谷市の小学校においても同様のことが起きていることは、御理解いただきたいと思います。

実好

2つ目の質問は、雨天時に体育館が使用できなくなった時の体育の授業についてです。具体的には、雨天時に教室で体育授業を実施した回数、またその時の授業内容について教えてください。

執行部

黒内小学校におきましては、子供たちの運動の場を確保するために、校庭や体育館を効率的に活用したり、時間割編成を工夫したりしているのが現状です。そうした中でも、雨天時には活動場所が限られるのは当然でございますが、教室で体育の授業を実施していることもございます。

現時点では、黒内小学校に確認したところ、令和6年度において、各学年において教室で体育を実施した回数は1回から3回となっております。

なお、ここ数年は、夏の気温が著しく高くなっていることが多く、暑さ指数WBGTが31に達した場合には、熱中症警戒アラートが発令され、その際にも教室で体育の授業を行うことが数回ございます。
教室で体育の授業を行う場合は、以下の3点のケースがございます。

まず、1点目としましては、中学年、高学年においては、保健の授業、座学の授業がございます。学習指導要領では、中学年では年間4こま、高学年では年間8こまの保健分野の学習を行うことが指定されておりまして、年間指導計画にも位置づけられております。教室で授業を行う場合は、臨機応変に計画を変更いたしまして、この保健分野を実施するようにしておりまして、後日、校庭や体育館で体育の授業が実施できるように、振替を行う場合がございます。

2点目としまして、表現運動やリズムダンスの練習です。学習指導要領におきましては、低学年では表現遊びやリズム遊び、中学年や高学年においては表現運動と呼ばれる内容の学習が示されております。それぞれの発達段階に応じまして、子供たちの表現したい動きを考え、発表し合う学習が行われています。運動会で多くの方々に学習成果を見ていただく貴重な発表の場としている学校も多くございます。この発表会に向けまして、タブレットを活用して、見本の動きを見たり、合同で動きを合わせたりといった活動を教室で行うことがございます。

最後、3点目としまして、NHK for Schoolなどの動画コンテンツを活用した学習となります。マット運動や水泳の学習を行う事前に見本となる動きや技のコツなどを動画視聴して学習をするという場。実際に体育館が使えるようになったときに、身につけた知識を生かして練習ができるようにしております。また、実際に練習した後の振り返りの活動を教室で行うこともございます。子供たちの運動量を確保するために、45分の授業の中で、子供たちの活動時間をできる限り増やすといったことが目的となっております。そのため、教室での振り返り活動を行う場合もございます。

以上3点、教室で行う場合がございます。

令和6年 12月議会

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守谷市の公共交通(モコバス)について

実好

私にとって初めての一般質問は、「守谷市の公共交通のサービス水準の進捗」について、1項目になります。では、質問に移ります。令和5年3月に策定された守谷市地域公共交通計画を見ますと、令和6年度は、サービス水準の見直しの検討期間となっております。これを踏まえてお尋ねいたします。今後、デマンド乗合交通とモコバスのどちらを重点的にお考えでしょうか。

執行部

市としましては、現在の公共交通全体を考える必要がございますので、モコバスもしくはデマンド乗合交通のどちらか一方に重点を置いて進めていくような考えではございません。市内の公共交通全体を見ながら、どちらの交通も充実させる必要があると考えております。

実好

現在のモコバスは、ルート数にバスの台数は2台ですが、現在に至るまでの経緯を教えていただけますでしょうか。

執行部

モコバスの運行についてですが、平成21年8月1日より運行しております。その際ですが、2ルート4路線を6台で運行を開始しております。平成25年度にルートの変更を行いまして、3ルート6路線を6台で運行しておりました。令和元年度に実証実験として現在の2ルート2台運行となり、令和2年度より本運行として現在に至ります。

実好

令和6年度の守谷市事業評価にて予算上限の年額9,000万円を撤廃しましたが、今後、以前のようにモコバスが守谷市全域をカバーできるようなルート編成及びバスの台数の見直しはお考えでしょうか。

執行部

平成24年度になりますが、市議会重点事業評価の事業に対する提案を受けまして、令和元年度に市内の公共交通を再編した際、モコバスを現在の2ルートとしまして、65歳以上などの要件はございますが、モコバスの補完や高齢者の方の移動手段を確保するための公共交通として、デマンド乗合交通の運行を開始した経緯でございます。現状では、限られた予算の中で、バスの増車はせずに利用状況やニーズ応じた運行経路の変更等ができないか、検討を行ってまいりました。しかしながら、先ほど議員からもありましたように、令和6年度の市議会事業評価に係る提言として、社会的情勢の変化に対応する公共交通の充実を図り、効率的な運営を望むとした提案をお受けしましたので、前回の公共交通の再編から5年が経過しております現在の課題や御意見等を踏まえた再編が、必要であるのではないかと認識をしているところでございます。令和7年度には守谷市地域公共交通活性化協議会において、運転手不足という大きな課題はございますが、バスが通っていない地域をどうカバーできるかを含めて、ルート編成の協議を行うとともに、再編に向けた予算の確保も考慮しながら検討を行ってまいりたいと考えております。

実好

バス事業者業界では、運転手の人手不足という大きな社会問題がありますが、守谷市ではこの運転手の確保に向けて、どのように対応していくお考えでしょうか。

執行部

運転手の件についてでございますが、昨年度の路線バスの減便を伴うダイヤ改正の際、バス事業者と協議した中で、運転手不足が大きな課題であり、不本意であるが減便をせざるを得ない状況であるとのことでございました。また、本年度も今後の見通しを伺ったところでございますが、運転手の労働環境を改善するための基準が今年4月に改正されたことが大きな要因となりまして、運転手の確保について事業者側でも雇用面の様々な優遇措置を設けるなどして対応しているところですが、十分な人数を確保できていない状況とのことでございます。市としましては、現状の公共交通の確保、それから今後の再編にあたり、運転手問題は避けては通れない問題でございますので、運転手の成り手をどうやって増やしていけるか等の方策等について、事業者と協力しながら考えていかなければならないと思っております。また、公共交通事業者のみでなく、類似する運転業務を行っている事業者が行える範囲等について、こちらも調査した上で、新たな交通手段も考えていかなければならないと思っているところでございます。

実好

ありがとうございました。特に、運転手確保への取組については、答弁にありましたように、新たな公共交通事業カテゴリーで運転手不足解消に向けた有効な対策が見いだされることを願っております。

実好

次に、最後の項目に移ります。最後の項目は、守谷市の公共交通サービスの在り方についてです。  まず、私が一番お伝えしたいことを述べます。私が考える守谷市の公共交通の理想の姿は、誰もが利用できるモコバスで守谷市内全域をカバーすることです。度々耳にする、モコバスがカバーし切れない地域をデマンド乗合交通で補完するという考え方がありますが、デマンド乗合交通は65歳以上に利用が限定されており、誰もが利用できる公共交通とは言えません。本来、公共交通とは年齢や属性に関係なく、全ての市民が平等に利用できるものであるべきです。しかし、先ほどの答弁でいただいたとおり、誰もが利用できる公共交通のモコバスで市内全域をカバーするためには、予算の問題に加え、運転手不足という大きな社会的課題があります。それを踏まえ、一つの提案をさせていただきます。現在の公共交通予算を維持したまま、つまりモコバスの台数や運転手数を維持したまま、守谷市内全域を今以上にカバーできる運行パターンの検討を加えていただけないでしょうか。もちろん、この提案では、現在のモコバス利用者の利便性が低下する可能性は承知しております。しかし、それでもカバー率を最優先の目標数値、いわゆるKPIに据えることを検討していただきたいと思います。バス停が遠い、便数を増やしてほしいという利用者の声がある一方で、午前中に2本だけでもいいからバスを通してほしい。私たちがバスに合わせるからといった声も事実として存在します。カバー率の向上で私が期待する効果は、市民の社会参加の促進、健康増進、あるいは安心感といった、目には見えにくい、数値化しづらい部分での効果です。そして、守谷市民にとって、守谷での生活がよりよいものになることを願っています。最後になりますが、市長にお尋ねして、私の一般質問を終えます。冒頭でも述べたとおり、私が思う守谷市の公共交通の理想は、誰もが利用できる公共交通で守谷市全域をカバーすることです。松丸市長が考える守谷市の公共交通の在り方について、お聞かせ願えますでしょうか。

松丸市長

ありがとうございます。実好議員の当選のお祝いを申し上げたいというふうに思いますし、これから守谷市の将来をどうしていくかということをしっかりと考えていただけるという意味においては、若い力が非常に大切だというふうに思っておりますので、今後とも御健闘をお祈りしたいというふうに思います。  今の実好議員のほうからお話がありましたように、理想的には、やはり公共交通というのは、誰もがある意味では平等に使えるような環境を整えるということが行政の役割なんだろうというふうに思っておりますし、それを経過の中でお話をさせていただきましたけれども、最初やまゆり号という、どちらかというと福祉バスを回させていただいた。そういう中で、議会のほうでも見ていて、実証、我々も実際に乗ったりして、昼間ほとんど利用されていないというようなことで、空気を運んでいるバスだみたいなお話がございました。そういう中で、当時、議会としてどうするべきかというお話をさせていただいて、やはり6台を回していくということには、非常に無理があるんだろうというようなことで、重要なルートに限って、今2ルートで回していただいているというようなことだろうというふうに思います。  ただ、当時もですが、守谷市というのは割かし自家用車の所有率というか、それが非常に高いということもございます。1人1台くらい持っているということもございますので、どうしても昼間、もしくは若い世代の方は自分の車で行ってしまうというようなこともございましたので、デマンド乗合交通を導入する際には高齢者、免許返納者に対応して、特にやはり弱者をどういうふうにサポートするかというような意味合いもあって、デマンド乗合交通を導入させていただいたというような経緯もございます。また、一人一人の需要にあってどうするかというようなことで、みずき野地区では、やはりまちづくり協議会の中で買物の支援をしていただけるというようなことがあったものですから、車、それまで自家用車を使っていた部分を市のほうから車を貸与させていただいて、それで買物支援ということをしていただいているような経緯もございます。  そういうふうに、いろいろな地域で、それぞれの特性がある中での交通難民をどういうふうに救っていくかというようなこともございますし、先ほど次長のほうからもお話ありましたように、ある意味では青ナンバーだけではなくて、やはり白ナンバーも含めた中で、何らかのそういう交通難民を救っていくような対応ができないかどうかということをやはり考える時期に来ているんだろうなというふうに思っております。  今、民間の事業者のほうで、当然黒字だから営業しているわけでございますけれども、赤字を覚悟で、逆に言うと、赤字の幅がどの程度なのかということも検討しながら、そういう交通難民に対しての対応策を練っていかなければいけない時期に来ているんだろうというふうに思います。  公共交通活性化協議会という、ある意味では役所とは違った組織で、公共交通のモコバスであったり、デマンド乗合交通であったりということを協議、運営をしているわけでございますけれども、行政としても、福祉的な意味合いの中での公共交通といいますか、移動手段の確保ということはしっかりと対応していかなければいけないんだろうというふうに思います。それもこれも、実際にやはり一度貸し出してみるとか、一度実証実験をしていきながら、その結果を踏まえた次のステップということがあるんだろうというふうに思いますので、その実証的なものは、できるだけ早急に対応してやってみて、その結果を見て、次のステップに移ってまいりたいというふうに思っております。

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